アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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小嶋一浩 - 『集積回路型』の建築
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2005 東西アスファルト事業協同組合講演会

『集積回路型』の建築

小嶋一浩KAZUHIRO KOJIMA


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吉備高原小学校
吉備高原小学校
吉備高原小学校

80メートル角の平屋の建物です。公園に最小限の屋根を架けたような空間をつくりたいと思いました。

5年前に東京理科大学の学生たちと一緒につくった「中里村図書館ファーストステージ」という作品があります。越後妻有アートトリエンナーレにおける50日間だけの、1,000冊の本のための仮設図書館です。雨対策はしてありますが、屋外に家具だけあって、そこにアクティビティがあるというイメージです。「吉備高原小学校」もそういったイメージですが、小学校ですから最小限の屋根や建具が必要です。

木々は育っていますが、屋根に覆い被さるにはまだほど遠い感じです。木の根が伸びるため、地中埋設配管のレイアウトに気を遣いました。黒板壁の壁は耐震壁。それ以外は集成材と細いコンクリートの柱という、でぎるだけ透明度の高い空間にしています。

巨大な屋根に水勾配を取って、軒樋なしで地面に吸わせる方法です。平屋は空間的に退屈ですから、メンテナンスと雨樋を兼ねてルーフレベルで歩けるところをあちらこちらにつくりました。

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