アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

マークアップリンク
トップ
私の建築手法
坂 茂 - 作品づくりと社会貢献の両立をめざして
建築家は誰のために仕事をするのか
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
1992
1991
1990
1989
1988
1987
1986

東西アスファルト事業協同組合講演会

作品づくりと社会貢献の両立をめざして

坂 茂SHIGERU BAN


«前のページへ最初のページへ次のページへ»
建築家は誰のために仕事をするのか

建築の歴史を見ますと、建築家というのは特権階級のためにずっと仕事をしてさました。それこそ王様ですとか貴族ですとか宗教家、そういう特権階級の人たちのために仕事をしてきたわけですが、19世紀後半、状況は変わりました。産業革命によって都市に多くの人たちが移り住むようになったため都市に集合住宅が必要となり、初めて建築家は一般市民のために活動を始めたのです。そして冷戦が終わった現在、建築家は災害と向き合わざるを得ない状況になっています。

一口に災害といっても地震や洪水といった自然災害もあれば、難民問題などの人為的な災害もあります。また自然災害といっても、人が亡くなる要因の多くは人為的なものです。地震では建物の強度が、洪水では森林伐採が、というように自然災害にも人の行為が大きく影響しています。そういった意味で、建築家は災害に対して大きな責任があると思っています。そんな日頃の思いも含めて、僕の作品や活動の一端を紹介させていただこうと思っております。

«前のページへ最初のページへ次のページへ»