アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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槇 文彦 - 近作を語る
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2008 東西アスファルト事業協同組合講演会

近作を語る - 建築のグローバリゼーションの中で考えること

槇 文彦FUMIHIKO MAKI


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国際仏教学院
「国際仏教学院」模型
「国際仏教学院」模型

同じグリーンの話になりますが、徳川慶喜の屋敷の跡である後楽園の少し北側の敷地に「国際仏教学院」が2010年にできる予定です。

細長く少し傾斜した敷地に、実際に非常に欝蒼とした木々がありまして、豊かなグリーンで囲まれた集合体のひとつです。これはできるだけいろいろなかたちでグリーンをつくり出そうという取り組みで、オンサイト計画設計事務所の三谷徹さんにランドスケープをお願いしています。施設は寄宿舎棟と会議棟、それからふたつの研究棟と教室棟、図書棟があり、全体として低層の建物で構成されています。

各コーナーに竹が立てられる
各コーナーに竹が立てられる

真ん中の部分に入っていくと、三本に枝分かれしてそれぞれの棟に繋がっています。ここは少し違ったグリーンにしようということで、玄関を入るといくつかの明るい軽快なコリドールがありますが、その四つのコーナーには竹を立てて、それを支えるステンレスのフレームがあります。そしてそれぞれの研究棟は、打ち放しと煉瓦という、土に近い素材を使ってつくろうとしています。建築とグリーンをもう少し構築的につくるひとつの試み、というと大げさですが、こうした試みも現在進行中です。

ここから先は、アメリカやフランス、その他の国で現在やっている建物の状況についてと、またどうやってそれらの質を確保しているかということを中心にお話したいと思います。

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