アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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槇 文彦 - 豊かな空間構成を目指して
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豊かな空間構成を目指して

槇 文彦FUMIHIKO MAKI


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刀剣博物館
「刀剣博物館」南側俯瞰

南側俯瞰

東京都・両国の旧安田庭園の一角に建つ「刀剣博物館(2018年)」は、1968年に代々木に開館した博物館の移転計画で、庭と共に楽しめる庭園博物館として計画しました。かつてこの土地にあった「両国公会堂(設計:森山松之助、1926年)」を解体して新しくつくりました。「両国公会堂」は関東大震災復興を象徴する建物で、円形の平面にドームを戴く特徴的な外観から人びとに親しまれてきました。同じ場所に建つ「刀剣博物館」はそうした記憶を継承し、両翼部のある円筒状の胴部に、曲面屋根を戴くという共通した佇まいを持たせました。3階は刀剣の展示空間になっており、国宝も貯蔵されています。

「刀剣博物館」3階平面

3階平面

「刀剣博物館」2階平面

2階平面

「刀剣博物館」1階平面

1階平面

敷地の周辺には「すみだ北斎美術館(設計:妹島和世、2017年)」や「両国国技館(設計:鹿島建設、1984年)」、それから菊竹さんがつくられた「江戸東京博物館(1993年)」があるので、それらの建物を一緒に巡り歩くことができます。

「刀剣博物館」ロビー

ロビー

「刀剣博物館」南側外観

南側外観

「刀剣博物館」展示室

展示室


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