アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合

東西アスファルト事業協同組合講演録より 私の建築手法

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坂 茂 - 作品づくりと社会貢献の両立をめざして
カーテンウォールの家
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2012 東西アスファルト事業協同組合講演会

作品づくりと社会貢献の両立をめざして

坂 茂SHIGERU BAN


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カーテンウォールの家

「カーテンウォールの家(1995年)」は鉄骨三階建ての小さな住宅ですが、元もとオーナーはここで古い日本家屋に住んでいて、日本的なフレキシブルな空関を楽しんでいらっしゃいました。なので、それを引き継ぐように中と外の空間を連続した住宅をつくりたいと思いました。単純な三階建ての構造で、テラスと室内をガラスの引き戸で仕切り、開け閉めすれば内外の空間が繋がる構成です。屋根のエッジには塩化ビニルのカーテンを付け、遮光に使ったりプライバシーを守ったりできるようにしました。ご存知のように、いわゆる中高層ビルのカーテンウォール[注1]の基礎をつくったのはミースです。ですから、ミースのカーテンウォールにひっかけて、本当のカーテンを使った「カーテンウォール」を構成したのです。

「カーテンウォールの家」外観
「カーテンウォールの家」外観。
「カーテンウォールの家」内観
「カーテンウォールの家」内観。カーテンを閉めた状態。

[注1] ガラスとサッシュでできたビルの外壁。
ミース・ファン・デル・ローエは「レイク・ショア・ドライブ・アパートメント(1951年)」や「シーグラムビル(1958年)」など、カーテンウォール工法を用いた高層ピルを多数設計した。

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