アスファルト防水のエキスパート 東西アスファルト事業協同組合
広島に「SIMOSE(2023年)」という美術館・レストラン・宿泊施設の複合施設をつくりました。瀬戸内海に面していて、8個の水に浮くギャラリーがあるのが特徴です。ギャラリーは地面と基礎が繋がっていないので、ふたりの人間がいれば押して移動ができます。ギャラリーを繋ぐブリッジは付け替えができるようになっていて、展覧会の内容によって配置が変更できる。ですから、行くたびにギャラリーの配置が変わっている美術館になっています。またレストランや10軒のヴィラがあり、ヴィラのうちの4軒は過去につくった「紙の家」や「家具の家」などを再現しヴィラとして泊まれるようにしています。敷地内の建物はランドスケープを通して緩やかに繋がっていて、規模・用途・空間に応じて多種多様な構造素材が使用されています。
「SIMOSE」可動展示棟を見る
北東側俯瞰
右側に宿泊施設である5棟のキールステックの家が見える
配置平面